終身保険と定期保険較べてみた

終身保険は一生涯の保障、定期保険はある一定期間を保障する保険です。

保険料はどのくらい違うのか較べてみました。

保険種類が違うため本来、比較することはふさわしくないと思いますがあえてしてみました。

35歳男性 健康優良体割引等なし。(各種特約は付帯なし)

■終身保険…保険金額1000万円 60歳払込満了

■定期保険…保険金額1000万円 60歳払込満了(60歳終了)

■終身保険保険料:月々 約31,000円 払込総額 約9,300,000円

■定期保険保険料:月々 約3,300円 払込総額 約990,000円

保険料だけを比較すると圧倒的に定期保険がお安いことがわかります。そのかわり保険期間の途中で解約した場合はその時に、最終的に60歳で保障は終了します。

一方、終身保険の場合、定期保険と比較し保険料は高額です。しかし、保障は一生涯という特徴がございます。

終身保険のもう一つの特徴として貯蓄性です。今回の設定では60歳で保険料の払込が終了します。解約した場合は解約返戻金を受け取ることができます。

仮に60歳で解約した場合は払込保険料の約70%を解約返戻金として受け取れます。約6,500,000円です。

さらに65歳まで生存した場合は、払込保険料を超える解約返戻金を受け取ることができ、年数を重ねるごとに解約返戻金は増えていきます。

終身保険の場合は死亡保障という側面だけでなく生存保障という側面も持ち合わせています。

それは保険料払込完了後、死亡保障を年金として受け取ることが可能だからです。

仮に65歳から15年間の確定給付年金に移行した場合、15年間、毎年約65万円受け取ることが可能です。月々約5万円です。(死亡保障を受け取ることはできなくなります)

【まとめ】

単純に保険料だけを比較した場合、同じ保険金額、保険料払込期間であれば定期保険の方が圧倒的に保険料が安い。しかし、定期保険は保障期間が決まっている。一方、終身保険の場合は保険料が高額であるが、保障は一生涯。保険料の払込完了後、解約返戻金が増加する。さらに年金払いへ変更しご自身で受け取ることも可能。

【最後に】

いかがでしたでしょうか?

保険料を比較すると定期保険はお得、終身保険は損と思われた人が多いのではないでしょうか?

保険はいろいろ種類がございます。活用の仕方もいろいろございます。保険は損得で考えるべきではございませんが、あえて損得で考えると活用の仕方しだいで損にも得にもなるといえるのではないでしょうか?

いろいろな情報が溢れてますが、保険に関して言えば、表面的な情報がほとんどで真に役立つ情報は少ないと思われます。専門家と言われている人の中にも明らかに誤った情報を発信している人も見受けられます。

私共はこれからも正しい情報を発信していきます。ご期待下さい。


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